センサ・カメラ用低反射塗料 T-BLACK
赤外線の不要な反射を抑え、
センサやカメラの検知・認識精度向上に貢献する塗料
近年、ADASや自動運転、生体認証、物流の自動化など、多岐にわたる分野で赤外線を利用したセンシング技術が不可欠となっています。
T-BLACKは、これらの分野で用いられるセンサやカメラの精度向上を通じて、社会の発展を支えていきます。T-BLACKは、センサ・カメラ筐体で発生する不要な赤外線反射を吸収し、測定距離の延伸・誤作動の防止・認識精度の向上を可能にします。
T-BLACKは、令和7年度名古屋市工業技術グランプリにて“奨励賞”を受賞しています。
□低反射を実現する2つのメカニズム


商品ラインナップ
■近赤外線シリーズ ハイエンド仕様 TBL-12X
- 特長 業界最高水準の近赤外線領域の低反射性を実現しています。
全光反射率:2.8%
- 特長 光学機器はもちろん、車載用にも適応した長期環境試験をクリアしています。
高温高湿試験1,000時間/冷熱サイクル 1,000回/耐熱性1,000時間
- 特長 金属・樹脂・ガラスの異なる素材に対して1液・1コートで対応可能です。

■近赤外線シリーズ スタンダード仕様
TBL-1201(樹脂用)/TBL-1202(金属用)
- 特長 近赤外線領域で優れた低反射性を発揮します。
【全光反射率】
樹脂用:3.4%/金属用:5.3%


□T-BLACKの採用実績:測域センサ(LiDARセンサ)
市場競争力を高めるために、LiDARの小型化に着手した。しかし、LiDAR筐体の狭小空間では光の反射が増え、本来測定すべき光にノイズが重なり、測距精度の低下や測定可能な距離が短くなってしまった。対策として、吸光テープを使用したものの部分的な処理にとどまり、十分な効果は得られなかった。
LiDAR筐体内部に
『T-BLACK』を塗装すると…
- 測定精度が2倍に(±80mmが±40mm)
- 測定距離が小型化を目指す前の数値に到達。開発目標をクリア。
- 反応速度が向上(ソフトウェア負担が減り、反応速度が高速化)
性能面の改善だけでなく、塗装による低反射処理により、生産性が向上し、コストダウンも実現。
広がる用途、広がる可能性
LiDAR、ADAS/自動運転用センサ、自動搬送ロボット、3Dレーザースキャナー
顔認証システムカメラ、ドライバーモニターカメラ、マシンビジョンカメラ、
AR・VRデバイス、センサ・カメラ用レンズ、レーザー加工機
■容量(荷姿)
| シリーズ | 仕様 | 商品ナンバー | 適応素材 | 光沢 | 色調 | 荷姿 | 仕様書 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 近赤外線 シリーズ |
ハイエンド仕様 | TBL-12X | 金属 樹脂 ガラス |
ツヤ消 | 黒 | 4kg 16kg |
|
| スタンダード仕様 | TBL-1201 | 樹脂 | |||||
| TBL-1202 | 金属 |






